====== Mailtrapを使う ======
===== 概要 =====
本来であれば、プロバイダが配下のマシンから正規の手順でメールの転送を要求してきたならば、プロバイダとしてはそれを受け取るべきなのだが、残念なことに、BIGLOBEは、自身が大してセキュアでもないくせに、これを受け付けない。
腹立たしいことこの上なしである。
なので、外部のSMTP転送サービスを利用する必要がある。
以前は SendGridサービスが鉄板だったのだが、2026年7月を以て完全有償化した上に、まあまあお高いのでとても個人で使える感じではないため、断念せざるを得なかった。
代替サービスはいくつかあるのだが、ここでは [[https://mailtrap.io/home|Mailtrap]]を用いるケースについて述べる。
Mailtrapでは4,000通/月(150通/日以内で)まで無料で利用できるメール転送サービスである。
===== アカウントの作成 =====
[[https://mailtrap.io/home|Mailtrap]]にアクセスして、アカウントを作成する。
Googleや Githubなどで認証してもいい。
===== ドメインの登録 =====
メニューから "Domains"を選び、自分のドメインを作成する。
===== ドメインの認証 =====
ドメインの認証を受けるには、DNS上に最低限 CNAMEを3件、TXTを一件作成する必要がある。
多分、CNAMEは四件作れる方が望ましいが、trap についてはつくれなければ不要。
画面に表示されている項目と値をDNSに登録して、それが読み取られれば、認証は完了する。
認証がされないと先へは進めない。
===== APIキーの作成 =====
ドメインが認証されたら、Settings → API Tokensといって、「Add Token」を選ぶ。
SMTPリレー用のキーなら、自分のドメインに "Admin" のチェックを入れてやればいい。
Tokenの有効期限はどれを選んでもいいが、それぞれに応じて Expireするので更新を忘れないように。
なお、トークンは作成時に表示される一回こっきりしか取得できないので、トークン作成したときに表示されるポップアップで値をコピーすることをわすれずに。
うっかり閉じてしまったら、作成しなおさないといけない。
===== APIキーを保存する =====
APIキーは、Postfixなら/etc/postfix/relay_passwordに以下のように保存する。
[live.smtp.mailtrap.io]:587 api:<ここにトークンを貼り付ける>
保存したら、わすれずにpostmapしておく。
$ sudu postmap /etc/postfix/relay_passowrd
===== main.cfにリレー設定を入れる =====
/etc/postfix/main.cf に転送先を記述する。
relayhost = [live.smtp.mailtrap.io]:587
あとは、postfixの設定を再読み込みさせれば完了。
$ sudo systemctl reload postfix