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ハイハイスクールアドベンチャー

あらすじ

2019年1)神奈山県立ハイ高等学校は 地盤が弱く校舎の老朽化も進んだため、 とうとう廃校にする以外方法がなく なってしまった。

ところで大変な情報を手に入れた。 それは、

「ハイ高校にATOMIC BOMBが仕掛けられている。」

と、いうものだ。 どうやらハイ高が廃校になった時、 気が狂った理科の先生がATOMIC BOMBを 学校のどこかに仕掛けてしまったらしい。

お願いだ。我が母校のコナゴナになった 姿を見たくはない。 早くATOMIC BOMBを取り除いてくれ……!!

行動は英語で、“<動詞>” 或いは、“<動詞>”+“<目的語>“のように入れていただきたい。 例えば、”look room”と入れれば部屋の様子を見ることが出来るという訳だ。

それでは Good Luck!!!…………

概要

PC-9801シリーズ(N88-BASIC(86))用アドベンチャーをもとに、思うままにいろいろな環境へポーティングしています。

ゲームは神奈山県立ハイ高校の正門付近から始まります。 どうにかして校舎に潜入して、様々な道具を集め、学校のどこかに仕掛けられている爆弾を解体して脱出するのがミッションです。 1980年代に一世を風靡したアドベンチャーゲームは、今どきのゲームのような優しさはありません。 ほぼほぼノーヒント。 ゲームによっては何をするのかさえゲームの中で探さないといけないようなハードなものも。 さらに手順を間違えればクリアできない状態になったり2)即ゲームオーバーになったりと、とにかくハードモードです。

いちおう、このゲームは、復活の呪文よろしく、ゲームを保存したり保存したところから再開したりという機能はありますが、どうやったらそれを使えるのかは明らかにされてはいません。自分で探してください。

ゲームが保存できるようになったら、いくらか楽にゲームを進めることができるでしょう。

このゲームの場合、クリアできない状態になるのは、ゲーム進行に必要なアイテムを入手していないか失ってしまうか、以外にはないので、アイテムの管理をしっかりとやってください。 また、マッピングは重要ですが、所により空間がゆがんでいる場所もあるとかないとか。

とにもかくにも、頑張って、クリアを目指してください。

なお、英単語のチョイスは当時の高校生たちの手によるものです。 英語としての不自然さなどもあるかと思いますが、その辺は目をつぶってください。

発端

「みんなでいろいろな環境に移植しよう」と言い出した人がいましたとさ。 当時私は、PalmOS向けにくだらないアプリをちょいちょいリリースしていたので、ちょうどいいだろうという感じで、Palm版を作りました。

BASICで書かれたアドベンチャーゲームというのは、基本的に、IF文の塊になっているわけで、それを忠実にCなりC++なりに移植しても面白くないので、アドベンチャーゲームエンジン的なものをデザインして、ゲームのシナリオをそのエンジン用のデータへとコンバートし、入出力関連の部分を実装してアプリへと仕上げました。

なので、基本的なゲームシナリオはデータの形になったので、その後いろんな環境へと移植するにあたってエンジンと入出力を移植する形でやっています。

なお、「みんなでいろんな環境に移植しよう」だったはずなのに、私以外のバージョンが世に現れていないのですが、どうなったんでしょうねえ。

各種バージョン

資料

1)
これ考えていたころに、2019年を過ぎてもまだこのゲームをやっているとは思っていなかったんだろうとしみじみ感じる。
2)
しかもそれを親切に教えてくれたりはしない。