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ハイハイスクールアドベンチャー PalmOS版

あらすじ

2019年神奈山県立ハイ高等学校は 地盤が弱く校舎の老朽化も進んだため、 とうとう廃校にする以外方法がなく なってしまった。

ところで大変な情報を手に入れた。 それは、

「ハイ高校にATOMIC BOMBが仕掛けられている。」

と、いうものだ。 どうやらハイ高が廃校になった時、 気が狂った理科の先生がATOMIC BOMBを 学校のどこかに仕掛けてしまったらしい。

お願いだ。我が母校のコナゴナになった 姿を見たくはない。 早くATOMIC BOMBを取り除いてくれ……!!

行動は英語で、“<動詞>” 或いは、“<動詞>”+“<目的語>“のように入れていただきたい。 例えば、”look room”と入れれば部屋の様子を見ることが出来るという訳だ。

それでは Good Luck!!!…………

概要

PalmOS版のハイハイスクールアドベンチャーです。 既にPalmOSネイティブのデバイスは販売されておりませんが、もし実行環境をお持ちの方がいらっしゃれば、是非、トライしてみてください。 なお、NDKを使用しており、ARMプロセッサーのモデル以外では動作しません。 解像度は320×320を推奨しますが、160×160のデバイスでも動かないことはないです。

ダウンロードとインストール

アプリケーションとデータをこちらからダウンロードしてください。 展開して出てきた high.prc および全てのpdbファイルを HotSync でデバイスにインストールしてください。

あれこれ

NDKのこと

PalmOSはもともとモトローラの68KをCPUとして採用したデバイス向けのものだったが、ARMを採用した際に互換性のための68Kエミュレーションとは別に、ARMネイティブで動作する高速なサービスを組み込めるように NDKをリリースした。

68Kむけのバイナリコードを動かすのとはことなり、インターフェイスなどに制約はあるものの、ARMネイティブで動くコードは高速で、ハイハイスクールアドベンチャーも、グラフィックス周りをNDKによりARMネイティブ化できたことでリリースのめどが立った。

一応、68Kのコードもあるので、非ARMのデバイスで動かすこともできなくはないが、絶望的に遅いので全く推奨はしない。

なお、画面への描画の途中経過は見えず、最後にばっと表示される。 これは移植されたほとんどの環境でそうなのだが1)、これを見た Hayamiに「ダサイ」と言われた。

モダンなグラフィックライブラリは大体ダブルバッファ使っていたりするし、レンダリングは一気に行われるスタイルだったり、UI用のスレッド以外では表示の更新ができなかったりという制約の中でやっているので、そんなことをいわれてもどうにもならないのだ。

1)
M5Stack Core/Core2版だけ途中も見える