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プリンタの設定

PM-970C:http://www.i-love-epson.co.jp/products/printer/inkjet/pm970c/pm970c1.htm

我が家では、PM-970Cにネットワークプリンタサーバ1)を経由して接続しています。

LPRng 経由での接続

最近のトレンドではlpdは使わずにcupsdを使うようですが、とりあえず、そっちの勉強をサボっていたので、まずはlpd経由で接続をしました。やることは、

  1. プリンタドライバのダウンロード
  2. プリンタドライバのインストール
  3. /etc/printcap の修正
  4. テスト印刷

になります。

プリンタードライバはエプソンコーワから提供されているものを利用します。

LPRng用のドライバをダウンロードします。rpmパッケージが提供されているので、Vineはこれを利用するといいでしょう。

# rpm -Uvh pips970-2.6.2-1.i386.rpm

インストールの過程で、rpmパッケージの post-installスクリプトが、/etc/printcapにプリンターがローカルにつながっているものとしたエントリを追加して、lpdをリスタートしてくれます。ローカルにプリンタをつないでいる場合には、これで十分でしょう。

リモートプリンタとして利用する場合には、/etc/printcapを次のように修正します。

pm970c:\
       :sd=/var/spool/lpd/pm970c:\
       :mx#0:\
       :sh:\
       :rm=orange:\
       :rp=lp1:\
       :lpd_bounce=true:\
       :if=/usr/local/EPKowa/PM970C/filter970:

rmはリモートプリンタのホスト名、あるいはIPアドレスを指定します。rpはリモートプリンタ名で、プリントサーバによって違うと思います。

設定が完了したら、印刷テストをします。テストはとりあえず、tiger.psあたりを印刷してみるのがいいでしょう。

$ lpr.lprng -Ppm970c /usr/share/ghostscript/7.07/examples/tiger.ps

キューイングされたかどうかはlpqで確認できます。

$ lpq.lprng -Ppm970c
Printer: pm970c@localhost (dest lp1@orange)
 Queue: no printable jobs in queue
 Server: no server active
 Status: job 'araki@localhost+326' saved at 06:36:01.451
 Rank   Owner/ID                  Class Job Files                 Size Time
done   araki@localhost+326          A   326 /usr/share/ghostscri  78599 06:36:56
lp1 is available ! (03,04,04,000000|01|034356|031824|03,02,01|20.34,20.44)
(これは印刷が完了した状態です。)

印刷がうまくいっていれば、イカス :-) 虎の絵が出力されているはずです。

CUPS 経由での接続

ドライバは、LPRng用と同じく、エプソンコーワから入手できます。cups用のものを取得してください。

cupsの設定はとりあえず、ウェブベースのツールでやるのがよさそうです。 cupsdが起動している状態で、

$ w3m http://localhost:631

として、管理画面に入ります。ここでプリンタを追加していけば使えるはずです。 うちのケースでは、プリンタの接続を、

lpd://orange/lp1

にすること位が注意点でしょうか。

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