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Ichigo Dyhook

Ichigo Dyhookは Ichigo Dake を挿入することで使用可能なポータブルパソコンである。 乾電池またはUSB給電により駆動し、ASCII配列キーボードとカラー液晶1)を持ち、単体で完結して動作させることができる。

Ichigo DyhookとIchigo Dake

Ichigo Mem

Ichigo Dyhookに差し込んで使用する Ichigo Dakeは、外部メモリを使用することができるが、ヘッダピンに差し込んで使うタイプが多く、ピンが脆弱なため携行するのに不便である。

そこで、携行性を高め、取り回しを容易にするべく、コネクタにUSB Type Aを採用したメモリモジュールを作成した。 ユニバーサル基板でプロトタイピングを行った後に、KiCadで作成したガーバーデータをElecrowに発注しプリント基板を作成した。 ケースは3Dプリンターで作成した。

コネクタ形状はUSB Type Aであるが、信号はUSBではないので、USB機器に接続しても使用できない。 相互に破損の恐れもあるので絶対に差し込まないようにしてもらいたい。

IchigoMem

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Ichigo Hub

Ichigo DyhookとIchigo Dakeの間に挟み、Ichigo Mem 用のインターフェイスを増設する目的で設計した。 Ichigo Dyhookの圧電サウンダーが密閉されたエリアに配置されており、音がやや小さかったのが気になったので、圧電サウンダーを設置できるようにし、さらに、レイアウトの関係で Ichigo DyhookのUSB給電コネクタをふさいでしまうため、USB給電用のコネクタを増設したり、さらには、キーボード用コネクタ、コンポジット映像出力の追加、メモリモジュールを内蔵することも可能とするなど、拡張に拡張を重ねて現在の形状となっている。

Ichigo Dyhookがない場面で、Ichigo Igai的な利用も可能なモジュールとなっている。

各種のコネクタや端子、圧電サウンダーおよびメモリなどはすべてオプションであり、不要であれば実装しないことも可能である。

私自身は、メモリーはIchigo Memにより、必要に応じて挿抜するようにしているため、実装していないが、その他の部品はすべて実装している。

Ichigo Hub

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1)
ただし、IchigoJamはモノクロなので、カラー機能にあまり意味はない。