Microsoftの施策により、Windows 7以降を搭載したPCは無償でWindows 10へとアップグレード出来ることになり、2015年7月末よりアップグレードが順次始まった。
アップデートは、インターネット経由で配布され、導入される。
1809の公開時に不備があり、ユーザデータの消失というトラブルを引き起こしたため、1903から導入が非常に慎重になったため、MayのアップデートがJulyにならんとする今になっても一部の端末にしか落ちてきていない。
VAIO Z2(VPCZ21)のアップデートを、更新アシスタントを利用して行ったが、その際にセットアップで、USBフラッシュドライブにWindowsをインストールすることは出来ません。というエラーが出て更新が中断してしまった。
原因は、SSDの換装をした際に、OSがポータブルモードになってしまったらしいこと。
レジストリエディタで、\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentCControlSet\Control
にあるPortableOperatingSystem
というキーの値を1から0に修正してやることで、この問題を回避できる。
なお、レジストリの変更は即時反映され、再起動は必要ない。
CTRL/CAPSの配置を入れ替えるためなどの理由で、キーコードマップをレジストリ上に構成していた場合、きれいさっぱり消されてしまうが、再度作り直すことで、全く同様に利用出来る。 レジストリを手で編集するよりCAPS2CTRL.exeを利用することを推奨する。
スリープからの復帰時に自動的に再接続してくれない。 BTの設定画面を開くと思い出したかのように再接続する。 現在のところ対処法不明。
→設定内のBTのページを開いておくと、復帰時に自動的に再接続してくれるが、開いてない場合と何が違うのか不明。
VAIO Zは指紋センサーを搭載しており、正しく生体認証デバイスとして認識されているので、理屈の上では Windows Helloでの認証に利用可能である。
が、指紋を登録しようとすると「問題が発生しました」といって終了してしまう。
現在のところ対処法不明。
SONY UKで配布しているWin8用のドライバーをインストールすることでWindows10でもセンサーを使用可能になる。
アップグレード直後から、タスクトレイにキーボードの候補として表示されるが、再インストールしないと使用可能にならない。 また再インストールしてもデスクトップアプリから利用することが出来ない。 流石にATOK2015などの新版に更新するべきだろう。1)
一応動作しているようであるが、ダイアログがおかしな具合になっているので設定をいじるのは困難そう。おとなしくkeyhacに替えたほうがいい。