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galaxy_5g_mobile_wi-fi_src01 [2021/08/19 09:58] arakigalaxy_5g_mobile_wi-fi_src01 [2021/08/19 20:43] (現在) – [特徴] araki
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 大きくなったボディゆえ、電池容量は5,000mAhあり、WX04などの既存のルータよりかなり大きくなっている。 大きくなったボディゆえ、電池容量は5,000mAhあり、WX04などの既存のルータよりかなり大きくなっている。
 また、インターフェイスもスマホ的であり、ルータ製品に比べてわかりやすくなっている。 また、インターフェイスもスマホ的であり、ルータ製品に比べてわかりやすくなっている。
 +
 +{{:scr01:箱.jpg?400|送られてくるもの一式。本体及びSIMカード}}
 +{{:scr01:外観.jpg?400|外観。WX04と比べるとだいぶ大きい。}}
  
 大きな画面を持つため、保護ガラスや、ケースなどをつけて運用する方がよいだろう。 大きな画面を持つため、保護ガラスや、ケースなどをつけて運用する方がよいだろう。
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   * Band 18および26 (au 4G LTE/エリアプラスモード時のみ)   * Band 18および26 (au 4G LTE/エリアプラスモード時のみ)
  
-キャリアアグリゲーションを行うが、それは、Band 1, 3の間、およびBand 18, 26の間でのみ行われる。+キャリアアグリゲーションを行うが、それは、Band 1, 3の間、Band 18, 26の間、および Band 41((Band 41はBand 41のチャネル間で行われる。))でのみ行われる。
 W06が行っていたような、複数の電波を混ぜたCAには対応していない。 W06が行っていたような、複数の電波を混ぜたCAには対応していない。
  
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 +===== 雑感 =====
 +
 +一般に、auブランドでのサービスの方に資本を投下しているのであろうから、都市部では、WiMAX2の基地局が目と鼻の先とかいうのでもなければ、おそらくは Band 1/3/n78のいずれかをつかむことになるのであろう。
 +
 +そういう意味合いにおいて、このルータとサービスの組み合わせは WiMAX主体ではなく、WiMAXも使えるかもしれない au 4G LTEのサービスあるいは au 5Gのサービスといって差し支えないだろう。
 +
 +Band 3は特に1.7GHzで、WiMAX2よりも建物内部へ通りやすいので、つながるシーンは、明らかに WiMAX2+よりも多くなるだろう。
 +スタンダードモードの巻き込み事故を起こさなくなったエリアプラスも積極的に使えば、プラチナバンドの800MHzによって、死角は一層少なく成るだろう。
 +
 +料金プラン等を考えても悪くないサービスの展開と言えなくもないが、ユーザの移行が進めば、今後、au回線への負荷が一層増えることになり、ますます帯域のひっ迫が起こることが予想される。
 +
 +設備投資に積極的とは思えない auが、どの程度真剣に帯域の増強を図るかにこのサービスの先行きはかかっているといっても過言ではないだろう。
 +
 +ひょっとすると、WiMAXをひっそりと引退させるために、あえてBand 41をつかみにくいサービスに仕上げてきているのではないかといううがった見方もできるが、そうでないのであれば、早急に Band 41と他の周波数帯とをCAできるルータを投入するべきだろう。
 +WiMAX2のいいところは比較的回線が安定して空いていることでもある。
 +
 +すごく速いわけではないが、悪いときでもそこそこの速度が出ていたのが WiMAX2のいいところだったので、Band 41をベースラインとして、au回線の空き具合次第ではさらに上積みが狙えるというのであれば、非常に良いサービスになると思う。
  
 +サムソンが技術的にそういったハードを作るのが難しいというのであれば、できるところと組んでやるのがよいのではないか。
 +とはいえ、ファーウェイは5G関連の開発から締め出されているので、それ以外だとどこができるのか私にはわかりませんが。
  
galaxy_5g_mobile_wi-fi_src01.1629334712.txt.gz · 最終更新: 2021/08/19 09:58 by araki