目次
Android Wear
概要
所有モデル
ソニー Smart Watch 3 SWR50B
5.1.1になり、WiFi機能が利用可能となった。 スマホとの接続が切れるとロックがかかるようになった。2) 一部の「返信」動作に於いて、手書きで絵文字を入力することが出来るようになった。 但し絵文字は一文字ごとに返信される。 かなりいい加減なドローイングでも認識される。
対応アプリ
Runtastic
Android Wear側から、Runtasticを起動し、セッションを開始できる。 更に、セッションの通知として、経過時間が表示されている。3) この通知を左にスワイプすると、「詳細を表示するか」というボタンが出てくるのでこれを押すことで、詳細も表示可能。表示項目は、3つで、カスタマイズ可能。
表示項目は、本体側のアプリの表示をカスタマイズすると、連動して変更される。
表示項目の①の位置にあるアイテムが、通知に表示されるものになり、同時に、Android Wear側の詳細画面で、上側に表示されるアイテムになる。 ②、③はそれぞれ、詳細画面の下段の左と右とに表示される。
セッション開始について
Android Wear側からセッションを開始すると、通常あるカウントダウンなしにいきなりセッションが始まる。またセッション開始をSNS(FBやツイッター)に共有することもしない様子。
このあたりに関してもカスタマイズ可能かどうか要調査。
5.1.1になり、RuntasticのDetails画面を開いておくと、時計に戻らずに、非表示状態からRuntasticの画面に復帰するようになった。 このため、Garmin Forerunnerに近い使い勝手を獲得した。
Walkman
Xperiaにプリインストールされている音楽再生アプリ。Android Wearから起動し、再生を開始出来る。再生状態では通知領域にタイトルが出ているので、スワイプして引き出すと一時停止することが出来る。この状態では画面にカバーアートが表示される。4)
右にスワイプすることで、トラックを進めたり戻ったり、音量を上げたり下げたりも出来る。
メール
標準のメール、Google inbox では、メールの既読処理が可能。 メールの通知をスワイプし、メールをタップするとここのメールの内容を読むことが可能。 右にスワイプすれば通知を消せるが、左にスワイプすると「既読にする」5)ボタンが現れる。ここで既読処理が可能。 更に左にスワイプすると返信も可能。但し入力は音声になるので、メールの内容を喋る必要があるので、実用性は疑わしい。
炊事中や、洗車中などに、緊急性のあるメールに対応するなら、まあ、悪くはないかも知れないが。「今取り込み中なので、後で返事します。」みたいな。
あれこれ
電池のもち
満充電から一時間ちょっとジョギングをして、そのまま普通に使い続けたところ、アプリの予測電池残量は16:00頃までだった。これは、およそ11時間ほどで、職場での充電が不可欠であるということでもある。
公称2日間は、ほとんど何もしないで時計として使った場合ではないだろうか。アップルウォッチとの稼働時間の違いは実際はほとんどないかも知れない。
追記: 画面の表示を「常に表示: OFF」にして、満充電からの様子を見てみているが、今のところ、残量予測は翌日の夜までは保つようである。いずれにしても、設定を煮詰めていかないといけないだろう。
充電方式について
Qiのような、非接触型またはXperia Z3のような磁石型の端子での充電が理想的だが、残念なことにSWR50は、裏蓋にあるゴムキャップを開けてUSB microケーブルを突き刺す方式である。防水機能に若干の不安が残るのと、手間が意外とかかるので残念。また、おそらくこのゴム蓋がちぎれて修理が必要になるであろう事もあらかじめ予測出来るだけに残念。
時刻の正確さ
時刻の正確さは、数秒の単位で電波時計とずれていることがあり、電波時計のような正確さを求めることは難しそう。 リンクしているAndroid端末を経由して同期しているのだと思われるが、精度が必要な場面では電波時計などの時計デバイスに比べて力不足の感が否めない。 (おそらくは同期の間隔等の問題と、更に、内蔵している時計自体の精度が低い問題との双方があると思われる。なので、精度についてはメーカやモデルが変わればまた違うかも知れない。)
液晶保護シート
ひっかき傷などが気になるこの種のデバイスこそ、ガラス保護シートがいいような気がするのだが、残念なことに、そういった製品は見あたらない。
となれば、存在する製品の中から好みで選ばざるを得ない。 好みで選ぶなら、間違いなく、OverlayBrilliantだろう。
密林での売価は980円。スマホ用のシートでも大体この値段なので、この小さな画面用としては破格の高値だと思ったが、二枚はいっていた。
二枚あっても使い道に困るが、まあ、二枚入れとくからこの値段でお願いということなのだろう。
貼りやすく、気泡が残りにくく、透過性が高いのでフィルムを貼っていることが気にならない品質は流石。指の滑りもよく、納得のクオリティである。
紛らわしいアプリ
Android Wearのメニューには、Google Nowの音声検索をはじめ、設定やら歩数計の表示やらといったものがある。
メニューの中には、「ワークアウトの開始」や「音楽を再生」といったメニューもあるのだが、これはそれぞれ、Google FitとYoutube とに紐付いている。
ワークアウトは Runtasticを、音楽の再生には Walkman をそれぞれ利用しているわたしには非常に紛らわしい。
音楽を再生
このメニューに関しては、本体側の Android Wearアプリで、Walkmanに紐付け直すことが出来、Walkmanの管理下にある音楽を再生出来るが、通知エリアに「楽曲が見つかりません」と表示した状態になる。
音楽データをAndroid Wear側に転送する必要があるのかも知れないが、Walkmanを起動して再生させれば特に問題ないので、気にしないことにする。
心拍計がない
Android Wear には、Glaxy Live Gearや LG G Watch R、Moto360のように心拍センサーを内蔵したモデルと、LG G WatchやこのSWR50のように持たないモデルとがある。
持っているモデルだと、睡眠ログとかワークアウト時の心拍モニターなども出来るので、ないのは残念。これらの機能を欲する場合は、価格が多少高くとも内蔵しているモデルの購入をお勧めする。
更新履歴
2015/5/28 5.1.1へ更新
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