squirrel-mail
Squirrel-Mail
概要
Squirrel Mailは、Vine Plus に入っているため、Vine Linuxのユーザならば比較的導入は簡単である。 ただし、フレームを利用した、やや古めかしいデザインなので、好みが分かれるところだろう。 少なくともいまどきのWebmailだとはいえないだろう。
導入
単純に、
# apt-get install squirrelmail-ja
とすれば導入できる。 /etc/apache2/conf.d/squirrelmail.conf に次のように設定する。
Alias /webmail /usr/share/squirrelmail <Location /webmail> SSLRequireSSL </Location>
設定
設定用のスクリプトを、サーバ上で起動して、CUIを用いた対話式の設定を行う。 利用する IMAPサーバのタイプなどを設定していく。
# /usr/share/squirrelmail/config/conf.pl SquirrelMail Configuration : Read: config.php (1.4.0) --------------------------------------------------------- Main Menu -- 1. Organization Preferences 2. Server Settings 3. Folder Defaults 4. General Options 5. Themes 6. Address Books 7. Message of the Day (MOTD) 8. Plugins 9. Database 10. Languages D. Set pre-defined settings for specific IMAP servers C Turn color off S Save data Q Quit Command >>
上から順に、一応すべての項目を確認して設定したら、必ず、最後に Sで保存してからQで終了する。
プラグイン
Avelsieve
Avelsieve は、Squirrel Mail向けの、Sieve スクリプト管理ツールである。 こちらから svn で入手可能である。
入手したパッケージは、<SquirrelMailDir>/plugins にコピーし、setup コマンドで、有効化する。
メイラの「オプション」のリンクを開くと、中にMessage Filtesという項目があるので、これを開く。
開くと、スクリプトの管理と作成の画面になるので、新規作成を選ぶと下のような画面になる。
基本的に、GUIのみでの操作しか想定されておらず、RainLoopのSieve機能がrawスクリプトも扱えることを考えると低機能である。
ただし、単純にルールにマッチした場合に移動したり削除したりするだけであれば、むしろこのくらいまで割り切っているほうがわかりやすいかもしれない。
squirrel-mail.txt · 最終更新: 2015/10/15 06:06 by 127.0.0.1