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brain

文書の過去の版を表示しています。


Brain

概要

シャープの Brain は電子辞書である。 このうちの一部のデバイスは Brainux という Linuxが動作する。 ここでは Linuxが動作する機種での Linuxの導入や設定について記しておく。

Brainux

Brainux の導入は、配布されいてるOSイメージを microSDカード1)に書き込み、辞書の外部アプリとして起動することで動作させることができる。

本体を改造したり、内蔵のストレージを変更したりするわけではないので、いつでも辞書に戻すことができる。

本体のMicro USB端子に電源供給可能なOTGアダプタを接続すればUSBデバイスも利用可能である。 キーボードや有線LANアダプタが動作確認されている。

導入した機種

PW-SH2

高校生向けの製品で、近所のワットマンで2,480円で入手。 おそらく、現状の Brainux向けには最も適したモデルの一つだと思われる。 充電用のUSBケーブルが付属していた。

PW-SB4

ビジネス向けの製品で、近所のハードオフのジャンク箱の中にあった。 ジャンク箱から取り出し電源を入れると、半分ほどのバッテリー残量で動作していたのでとりあえずゲット。 付属品はなしで1,880円。

辞書時には問題ないが、Brainux時にキーボードにやや難がある。 個体の問題なのか、PW-Sx4のキーボード周りの実装に問題があるのかは不明。 キーが無限にリピートされる、F、Rとシフトまたは記号キーとの同時入力ができない。

世代的にはSH2より新しいはずなので性能が上がっていることを期待したが、UnixByteBench のインデックスでSH2が30をたたき出したのに対して25だったため、SH2に比べて向いていないといえるかもしれない。

1)
SDHC 32GBまで対応のようである。
brain.1725175772.txt.gz · 最終更新: 2024/09/01 07:29 by araki